日本古来の漢方や中医学とも違う、新しい漢方ともいうべき「井上流漢方」について説明します。患者さんの気の流れをみて気を整えることを第一義とする「井上流漢方」を名古屋の井上先生の外来から報告します。
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今回はフォトタッチメソッド(PTM)の具体的な方法を書きます。

さて、方法をいろいろ模索していたころ、2012年5月のゴールデンウイークに時間があったので、そのころ興味を持っていたバッチ・フフラワーレメディー(注1)の写真をインターネットからダウンロードしてプリントアウトして、花の写真を看護師さんに触ってもらうことを行いました。
すると、文章を読まなくても、その人にあったレメディーがなんとなくわかるようなのです。自分に合っているレメディーだとスッとする感覚がおこるのです。同時に私がフィンガーテストをすると、彼女に合うレメディーのときに陽性の反応がでるのです。

これは面白いと思って、漢方薬でも同様のことができないかと思いました。
漢方パネル
そこで、ツムラのすべての漢方を20個ずつ並べてデジカメで撮って、プリントアウトしてラミネートしたパネル(右写真→)を使って、患者さんに写真を触ってもらいました。

すると、なんとなく、患者さんの気の流の変化がわかるのです。
通常は患者さんに漢方の写真を触ってもらいながら、私は左手で患者さんの膝に触れています(下写真↓)。患者さんに触れたほうが私にとって患者さんの気の流れを察知しやすいからです。サントはまだ、井上先生のように見ただけで気の流れがわかるまでにはなっていないからです。

PTM.jpg患者さんがご自身に合った漢方の写真を触ると、「頭がスッとする」、「腹が暖かくなる」、「足が温かくなる」etc.という感じが起こってきます。合わない漢方の場合には「頭や肩が重くなる」、「息が苦しくなる」etc.などの嫌な感じが起こってきます。この感じは、私が感じるのと同時に多くの患者さんも同じ感じを持ちます。

大体7~8割の患者さんが何らかの感じを言ってくれます。よくわからくても、「今、おなかがあったかくなってきませんか?」とすこし体の中に注意を向けてあげると、多くの患者さんがその感覚を理解されます。気の流れのわかる人の割合の多いのには、私自身驚いています。人は普通に気の変化を感じることができるのです。少しだけ、体の中の「気」の流れに注意を向けてあげるだけでいいようです。
気を感じるのは特殊な能力ではないということがこれからいえます。

さて、治療に際しては、もし患者さんの主訴が頭痛であればPTMで「頭がスッとして、腹や足が温かくなる」感じをおこす漢方を処方すれば良く効きます。風邪であれば「背中や腹があったかくなる」感じを起こす漢方を選べはいいのです。腰痛であれば「腰が暖かくなる」漢方が適応になります。
PTMの起こす感覚と、井上先生のコトダマ診断でおこる感覚が一致するかどうかについて、井上先生に実験をしてもらいましたが、ほぼ同様の感覚を引き起こします。
ということは、PTMはコトダマ診断の代わりに使えるのです。

PTMではコトダマ診断のように名人である必要はありません。漢方の写真を用意するだけです。さらには、患者さんにあった漢方の場合は、敏感な患者さんだと「これがいい」と勝手に漢方を選んでくれます。私が感じるより患者さんのほうが微妙な感覚を感じる人も最近では出てきました。
すると患者さんのほうで、「以前出してくれた漢方の写真を触らせてくれ」といって、自分で漢方を決める人も出てきました。こうなると、私としては、医者が要らなくなってしまって困るのですが (+◇+、)。

どうして、こんな簡単なことを、今まで誰もやらないのか不思議です。
PTMを使うと、サントのような初心者でも漢方の名人と同じレベルの診断ができます。

さらには、西洋薬でも使えます。
サントのところには頭痛の患者さんが多いので、よく使う頭痛薬の写真のパネルを使ってPTMをしています。特に、片頭痛のトリプタンは5種類ありますが、それぞれ少しずつ効き方が異なります。
どれにするか選ぶのにとても役立ってくれています。
つまり、PTMで「頭がスッとなる」トリプタンを処方すればいいのです。

あと、PTMをやっていると鍼の感覚も鋭くなるようです。サントは井上先生のように言霊(コトダマ)だけで気を動かすまでにはなっていないので、その代わりに鍼をして患者さんの気を動かすことをやっています。これについては、またの機会に書きます。

(注1)バッチ・フフラワーレメディーについて

バッチ フラワー BOOK  〜38種 花のエッセンスが心をいやす〜バッチ フラワー BOOK 〜38種 花のエッセンスが心をいやす〜
(2006/10/20)
白石 由利奈

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hana31
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【2012/12/10 21:29】 | フォトタッチメソッド(PTM)
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今回はいよいよ、Dr.サントが漢方診断に使っているフォトタッチメソッド(PTM)のお話をします。
コトダマ診断に変わるものとしてサントの一押しの方法です。

実は、サントは井上先生のコトダマ診断をまだ十分には使いこなせません。
見学していて、井上先生に「今、患者さんの頭がスッとしたやろ?」といわれると、なんとなく「そうかな...」と、わかる程度です。
言葉(コトダマ)をかけて、患者さんの気の変化を察知するのはやっぱり難しい。
今までの外来の実況中継からお分かりのように、井上先生はこともなげにコトダマ診断ができてしまいます。

でも、これは特殊な能力のある名人か、長年の訓練をしないとできないというのがサントの実感です。
どうにかしてコトダマ診断と同じようなことができないかと思い、試行錯誤の結果編み出したのがフォトタッチメソッド(PTM)です。フォトタッチメソッド(PTM)を使うと常人であるサントも患者さんの気の流れがわかるようになりました。
それを、今からお話します。

さて、振り返って見ると、半年間井上先生の外来に通ってもどうしても患者さんの気の流れがつかめませんでした。
患者さんにツムラの漢方薬をもたせて変化を見る方法や、オーリングテスト(注1)や入江式フィンガーテスト(注2)を試みましたが、なんとなくいいのですが、これはOK、というものでもありませんでした。

漢方の袋を一つ一つ持たせるのは非常に手間がかかります。ファイルから漢方を取りだして、また入れなおさないといけない。外来でやるには時間がかかりすぎます。
オーリングテストをやると患者さんにとって怪しい医者に映ります。フィンガーテストもわかったりわからなかったりします。また、これら2つのテストは適・不適合はわかりますが、患者さんの気の流れが直接わかるものではありませんでした。
次回は、フォトタッチメソッド② で具体的な方法について書きます。

注1:オーリングテストについては
O-リングテスト入門O-リングテスト入門
(2009/04/21)
大村 恵昭

商品詳細を見る


注2:フィンガーテストについては

東洋医学原論(入江正 著、東京入江FT塾販売)を参考
アマゾンでは出てきませんでした。

hana30.jpg

【2012/12/09 21:26】 | フォトタッチメソッド(PTM)
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