日本古来の漢方や中医学とも違う、新しい漢方ともいうべき「井上流漢方」について説明します。患者さんの気の流れをみて気を整えることを第一義とする「井上流漢方」を名古屋の井上先生の外来から報告します。
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IMG_0254.jpg5月××日外来

40代女性
糖尿病で漢方治療を希望してこられる
すでにインシュリンをつかっている。
顔がむくみ気味ですこしボーっとしている
大柄な方だが、声は小さい。暗い印象がある。
☆。,・~~・,。★。,・~~・,。☆。,・~~・,。★。,・~~・,。☆
『糖尿病の治療はいつからしているの?』
   「10年前からです」
『早く起こったんだね』
   「はい」
『糖尿は上手にコントロールされている?』
   「はい」

『それじゃ、横になっていただけますか』腹診のために横になってもらう。
腹診をしながら『糖尿の人は体冷えていますので』とサントに説明してくれる。
確かに、腹部は冷えている。足も浮腫んで冷えがある。
『お腹にガスが溜まる?』
   「特に自分では自覚はないんですが」
『なにせ、冷えとるはね、体がね』
  「はい」
『足、浮腫む?』
   「夜になると靴下の跡がつきます」

そこで言霊診断を始めました。『私たちの体は肉体だけの体ではないので、薬の名前を聞くだけで体が変わるので』と、いつもの前置きをして、
『人参湯を飲みました...大建中湯を飲みました...やっぱり大建中湯でいいみたいやね。じゃあ、大建中湯と真武湯を一緒に飲みました...大建中湯だけ2袋を1日2回飲みました...このほうが頭すっきりするね。これから行くか。』大建中湯だけのほうが気の流れはいいようです。

『漢方は即効性があります。今飲んでもらうでね、それと生活のことを話させてもらいます』
そこで大建中湯を2袋飲んでもらいました。そして、隣の部屋で生活指導を受けてもらいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10分後に診察室にもう一度入ってもらいました。
『どうですか?』
   「体がなんだかあったかくなりました」
『そうやね。もう一回やすんでくれる』と、腹診のためにまた横になってもらう。『胸に熱を持っているんで。今の薬合っているのでね。大建中湯を1袋を1日2回飲んだ...これでいいか。2週間お出ししとくでね』
   「はい。それで、精神的にも落ち込みやすいんですが..」
『それも含めてお薬出していますよ。お大事に』
 「はい、わかりました」
*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*::*
そして今回は大建中湯を処方しました。


井上先生のコメント

・どうして人参湯と大建中湯が鑑別に上がったのですか?と、聞くと
『腹は冷えていたので、胃の冷えか腸の冷えかちょっとわかりにくかったので、人参湯か大建中湯がちょっとわからんかった。』だから、言霊診断で鑑別したそそうです。

・『大建中湯で神経症に効くことがあります』と言われます。
大建中湯で腰が温まれば、首の流れがよくなって、神経症がよくなることがあると言われました。


【2013/05/29 22:08】 | 症例
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